バケットシートレカロ

レカロやスパルコ、ブリッドなどのバケットシートやフルバケのままで車検を受けたい人に是非読んで欲しい内容満載でお届けしています。
また社外シートを取り付ける時必要なのがシートレールですね。これも車検が通るのか?も心配になるでしょう。現役メカニックがその疑問にズバリ!お答えします。

社外シート、シートレールでもそのまま車検に通る?

レカロやスパルコ、ブリッドの社外シートはそのままで車検は通ります、が
例外的にシート本体、シートレールの強度や使われている素材を証明する書類が必要になる事も・・・。

保安基準6つのポイント。
シートバック後面衝撃試験
ヘッドレストレイント前方衝撃試験
ヘッドレストレイント静的試験
座席及び座席取付装置試験
座席ベルト取付装置試験
難燃試験

車検保安基準改定

注意:各県の運輸支局で見解が異なります

基本的にはレカロやブリッド、スパルコなど有名社外シートメーカーでは製品を証明する書類が事前に運輸支局に提出されているのですんなりと車検を通す事は可能です。

でもですね、この基準を判断するのは「人(検査官)」ですので、見解がまちまちなのですよ。

私が直接「運輸支局」の検査官に質問し回答を得た限りでは、現物に証明できる「刻印」または「製品番号(シリアルNO)」が確認できればOKとの事でした。

しかし、シートの形状によっては「ダメ!」な場合があります。シート形状で車検が通らない「ダメ!」な社外シート、シートレールとは?は次の記事で詳しく解説しています。

車検をすんなり合格するための社外シート・シートレール基礎知識

ここで車検に通らないバケットシートの定義を明確にしておきます。

1:保安基準を満たしていない(あたりまえですね)

レカロやスパルコは海外製品ですので、正規輸入品に限りシート・シートレールには刻印またはシリアル番号を記載したシールが貼ってあります。

万が一「基準適合性を証する書類」の提出を求められた場合メーカーに問い合わせをすれば証明書を発行してくれます。

しかし、並行輸入品やシートとシートレールのメーカーが別々だといくら書類があっても車検では不合格になります。

2:シートの背中がむき出し

バケットシートの背もたれの後ろの部分がカーボン、アラミド、FRPなど素材がむき出しになっている場合乗車人数によっては車検が通りません。(乗車人の保護の観点)
しかし、2名限定乗車や2シーター(マツダロードスター)はこの限りではありません。

バケット背面車検不合格

3:リクライニング機能がそなわっているか

2ドア車で乗車定員が3名以上の場合シートバックが倒れないと後部席に人が乗れないのでフルバケの場合車検には不合格になります。

車両法では人が通れる間隔を明確に定めているので、この間隔が取れれば良いのですが・・・。フルバケは無理でしょう。(乗り降りがスムーズにできるのが条件です。なんとか乗り降りができるのはNGね)

道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2020.04.01】<第1節>第 35 条(乗降口)
乗降口の有効幅(乗降口として有効に利用できる部分の幅をいう。第113条及び第191
条において同じ。)は、600mm以上であること。

社外シートとシートレールが同一メーカーでないと軽自動車に限らず普通車も車検は通りません。例えば“シート:レカロ・シートレール:不明”では車検には通りません

しかし、正規品のレカロシートの場合、車検対応シートレールを作っている会社があるのです。もし正規品シートレールの設定が無い場合、確認しても良いかも、ですよ

シートレールカワイ製作所

社外シート車検対応シートレール

社外シートの正規品と非正規品の見分け方

せっかく大金はたいてバケットシートを購入するのですから、正規品を購入する事をおすすめします。

社外シートの正規品と非正規品の見分け方は、正規代理店販売と平行輸入品との違いですが「シリアル番号」があるか、無いかの違いになります。当然並行輸入品は保証を受ける事ができません。

『ブリッド社製の正規品の見分け方』

ブリッドの場合、シートとシートレールがブリッドの正規品で、車検対応品であること。(品番や型式や車検対応のタグなどの表記がされている必要があります)

ブリッド正規品

『レカロ社製の正規品の見分け方』

レカロの場合シリアルナンバーがシート座面下とかに貼ってあります。また、シートレールにもシリアル番号が貼ってありますので分かると思います。

シート底面に古い物なら『ブリンプ株式会社』とか最近の物だと『レカロジャパン』などの銀色のシールが貼ってあればそれは基本的に正規品です。

ただし、古い物だと見えにくい場所に貼ってあったりもします。

特にレカロシートのリクライニング式バケットだと背もたれが無段階調整機能(タウメル式リクライニング機能)が付いています。これはレカロ社の特許なので他社シートでは使われていません。

レカロシート正規品ロゴマーク

また、リクライニングダイヤルのプラスチックダイヤルカバーにはRECAROのロゴがあるのでそこで確認も出来るかと思います。

ま と め

私は以前レカロシートを使用をしていましたが、流石!レカロ、と言うだけあって「長距離運転」しても腰は痛くなりませんでした。それに助手席にもレカロシートを付けていたので奥さんも長距離ドライブでも「腰が痛い!」とか文句は言わなかったですよ。

当然ながらシート、シートレールがレカロ正規輸入品を購入しましたが、高かった・・・。

でも、粗悪なコピー品をカッコだけで付けていて、車検は通らない、事故の時車外に放り出される。
そんな不安を感じながら運転するのもどうか?と思いますが・・・。

また、中古品を購入する時は必ず、シリアル番号を写真で送ってもらう。シートレールが付属しているのなら、それもシリアル番号の確認を行う。

社外シートは正規品でもシートレールがコピー品(正規品以外)だと車検には合格しません。
こんな時は面倒でも純正に戻す以外に車検に合格させる方法はありません。

ただしディラーではいくら正規品だといっても純正以外のシートでは受付をしてくれないところも多いようですよ!