ネット型自動車保険比較

ネット(ダイレクト)型自動車保険を元保険代理店の私が実際に7社から見積を取り比較した結果、50%ほど保険料が下がったその驚異的なネット自動車保険の秘密に迫った記事になっています。そして分かった事は多くの人はみすみす損をしていると言う事。

ネット型自動車を比較する為の4つのポイントとは

実際にネット(ダイレクト)型自動車保険がどれだけ安くなるのか?ずーっと気にはなっていました。

今までは代理店型自動車保険に加入していましたが、満期を迎えることになったので比較・検討する事に・・・。

その結果は、年間保険料が約半額(金額にして2万円程)になったのです。

これには正直驚きました。

7社から見積りを取りましたが、この中から1社に絞るのは元保険屋と言えども“はっきり言って面倒臭い”

だったら、今までのままで良いや!に絶対なるだろうと思います。
でも、給料も据え置き、お小遣いは減額・・・。節約出来るなら絶対に代理店型自動車保険からネット型自動車保険に変えるべきです。

ネット型自動車保険比較

実際1社ずつ見積り依頼をした訳ではありません。もしも1社ずつやっていたら、誰にもお勧めする事ができません。 なぜなら、どんだけ時間がかかるのか?想像もできません。し、やりたく無いです。

でも今時は、とても便利なサイトがあり、「自動車保険一括見積りサイト」であなたが見積りが欲しい会社を選択し、現在加入している自動車保険の補償内容を入力するだけです。
すると、写真の様にハガキで見積書が届いたのは5社、残りの2社はメールで送られてきました。

この7社を比較した結果、重要ポイントはたったの4つ!

それさえ押さえてしまえば、何社だろうが自動車保険を比較・検討する事ができます。

ネット型保険はダイレクト自動車保険とも呼ばれ多くの保険会社が存在します。

例えば、チューリッヒやソニー損保、アクサダイレクト・SBI損保など・・・。

たった4つのポイントを比較するだけですので、とっても簡単です。

比較・検討する4つのポイント

その1:事故対応力

その2:ロードサービス

その3:保険料

その4:補償内容(サービス内容)
この4つに絞る事であなたにぴったりな1社を選ぶ事ができます。

実際に比較したネット型自動車保険会社

三井ダイレクト損害保険株式会社

ソニー損害保険株式会社

アクサ損害保険株式会社

大人の自動車保険(正式名称:セゾン自動車火災保険株式会社)

イーデザイン損害保険株式会社

SBI損害保険株式会社

チューリッヒ保険会社

楽天自動車保険

今回ネット型自動車保険の見積もりに利用した比較サイトはこちら

ネット型自動車保険比較【事故対応力】

自動車保険に加入している意味は、万が一の時頼りになるか?では、ありませんか。

これはネット型に限った事ではありませんが、事故対応が悪い保険会社では高い保険料を払っている意味がありません。

まずは、各社どのような事故対応をするのかを比較しています。

当然ながら、事故を起こした、事故に合った時、冷静で居られる人は居ません。

気が動転していて“何をしたら良いのか”分からなくなっています。保険会社のホームページを探し事故連絡・・・そんな悠長な事してれられません。

万が一の時、秒で保険会社に連絡する手段があるのは心強いです。

だからこそ、専用アプリを持っている保険会社を選ぶべきです。

また、事故で心細くなるので緊急駆けつけがあるともっと良いでしょう。

つまり、事故対応能力で必要なのは、あなたが不安になっている場面で迅速に対応してくれるダイレクト型保険会社を選ぶ、と言うことです。

事故担当・対応体制現場駆けつけ
三井ダイレクト損保1:専任スタッフが対人・対物賠償事故について示談交渉を行う。

2:事故受付は24時間365日。
初期対応は、平日休日を問わず19時まで

3:事故対応サービスセンター全国12センター
現場駆けつけ無し

三井ダイレクト損保アプリあり
ソニー損害保険1:専任スタッフ・サポートチームが対人・対物事故について示談交渉を行う。

2:事故受付は24時間365日。
初期対応は、平日休日問わず20時まで

3:事故対応サービスセンター全国26センター
セコムが駆けつけ

『緊急事サポートアプリあり』
アクサ損害保険1:専任スタッフが対人・対物事故について示談交渉を行う。

2:事故受付は24時間365日。
初期対応は平日休日問わず9時~19時まで
時間外事故に関しては翌日対応。

3:事故対応サービスセンター全国11センター
駆けつけ無し。
但し、現場で事故の相手と電話で直接会話は可能
大人の自動車保険1:専任スタッフが対人・対物事故について示談交渉を行う。

2:事故受付は24時間365日。
初期対応は、平日9:30~20時、土日祝日9:30~17時

3:事故対応サービスセンター約285センター(損保ジャパンと提携)
ALSOKが駆けつけ

LINEでサポート』
イ-デザイン損害1:専任スタッフが対人・対物事故について示談交渉を行う。難しい交渉には弁護士が対応。

2:事故受付は24時間365日。
初期対応は平日・土日祝日問わず契約者の要望に応じる対応。

3:事故対応サービスセンター6センター
セコム急行サービス

事故現場コールアプリ
楽天自動車保険1:スタッフが対人・対物事故について示談交渉を行う

2:事故受付は24時間365日。
初期対応は平日・土日・祝日問わず可能。

3:事故対応サービスセンター7センター
ALSOKが駆けつけ

『専用アプリなし』
SBI損害1:対人・対物事故個別にプロ専任スタッフが対応

2:事故受付は24時間365日。
初期対応は平日19:00まで、土日祝日17:00まで受け付けた事故に対応。

3:事故対応サービスセンター5センター
緊急駆けつけ無し

SBI損保契約者アプリ
チューリッヒ保険会社1:専任スタッフが対人・対物事故について示談交渉を行う。

2:事故受付は24時間365日。
初期対応は平日・土日・祝日9時~20時の間に事故受付を電話で完了した場合に対応。

3:事故対応サービスセンター5センター
駆けつけなし

『専用アプリなし』

ネット型自動車保険比較【ロードサービス】

ネット型自動車保険各社、事故や故障の時役に立つサービスが色々あります。

その中でも、「ロードサービス」はとても重要です。

事故で自走出来なくなったクルマをそのまま放置するのは交通の妨げになり二次災害を引き起こす原因にもなります。

また、故障して止まった時心強いのもロードサービスがあるか?ないか?で大分変わってきます。

他に、その場からの移動手段や宿泊サービスが有ればより安心に繋がるでしょう。

つまり、壊れたクルマを運んでくれて、あなたや家族の身の安全を確保出来る保険会社を選ぶべきだと言うことです。

各社ロードサービス等の特徴
三井ダイレクト損保1:会社指定の修理工場入庫は距離無制限牽引。
ユーザー指定修理工場は50km(実走距離)何度でもOK。

2:「バッテリー上がり」「ガソリン10Lサービス」は保険期間中1回のみ

3:全国約4,300か所 2021年4月1日現在
ソニー損害保険1:会社指定の修理工場入庫は距離無制限牽引。ユーザー指定修理工場は100kmまで。何度でもOK。

2:ガソリン代、他部品代は実費負担

3:全国約10,000ヵ所

4:その他サービス
『宿泊費用サポート』
遠方での事故の場合、ホテル1泊分宿泊代全員分支払い

帰宅費用サポート
事故現場から目的地、自宅までの交通費実費支払い(限度額なし)

『ペット宿泊費用サポート』
ペットホテル費用最大1万円まで支払い。

『レンタカー費用サポート』
事故現場から目的地、自宅まで24時間以内のレンタカー代基本料金、距離無制限「乗捨て料」含めた費用。(契約車両と同等クラス以下)

『修理完了引取費用サポート』
修理が終わったクルマを自宅まで納車費用無料。
ユーザー自身が引取る場合、1名分の片道の交通費を1万円支払い。
アクサ損害保険1:会社指定の修理工場入庫は距離無制限牽引。ユーザー指定修理工場は35kmまで。何度でもOK。

2:ガソリン代、他部品代は実費負担、保険期間中1度限り。

3:全国10,915ヵ所2020年12月末日現在

4:その他サービス
『宿泊費用サポート』
事故・故障当時に限りホテル1泊分宿泊代全員分支払い

帰宅費用サポート(レンタカー費用)
事故現場から目的地、自宅までの交通費実費支払い(限度額なし)
レンタカー利用は24時間以内。(契約車両と同等クラス以下)

『ペット宿泊費用サポート』
ペットホテル利用の費用。

『修理完了引取費用サポート』
修理が終わったクルマを自宅まで納車費用無料。
ユーザー自身が引取る場合、1名分の片道の交通費を5万円支払い。
大人の自動車保険1:ユーザー指定の整備工場まで15万円を限度に支払い。
目安として普通乗用車なら約180km程度。

2:ガソリン代10L無料、他部品代は実費負担、保険期間中1度限り。

3:全国約13,000ヵ所

4:その他サービス
『宿泊費用サポート』
事故・故障当時に限りホテル1泊分宿泊代全員分支払い

帰宅費用サポート(レンタカー費用)
事故現場から目的地、自宅までの交通費2万円程度支払い。
レンタカー利用は1台2万円(契約車両と同等クラス以下)

ロードアシスタンスは特約で加入可能
イーデザイン損害1:会社指定の修理工場入庫は距離無制限牽引。ユーザー指定修理工場は100kmまで。何度でもOK。

2:ガソリン代10L無料、他部品代は実費負担、保険期間中1度限り。

3:全国約9300ヵ所

その他サービス費用なし。
楽天自動車保険1:レッカー費用、修理完了引取費用1案件で最大20万円まで

2:ガソリン代10L無料、保険期間中1度限り。

3:全国8500ヵ所2020年4月末日現在

4:その他サービス
『宿泊費用サポート』
事故・故障1案件に限りホテル1泊分1名につき1万円まで支払い

帰宅費用サポート(レンタカー費用)特約自動セット
事故現場から目的地、自宅までの交通費1案件1名につき2万円まで支払い。タクシー、レンタカー利用は1台につき2万円まで支払い(契約車両と同等クラス以下)

『ペット宿泊費用サポート』
ペットホテル利用の費用1案件につき1万円限度に支払い。
SBI損害1:会社指定の修理工まで距離無制限無料。ユーザー指定修理工場は50kmまで。何度でもOK。

2:ガソリ・軽油代10L無料、保険期間中1度限り。

3:全国10,300ヵ所2021年3月末日現在

4:その他サービス
『宿泊費用サポート』
事故・故障での宿泊代1泊、1名あたり15,000円限度で支払い

帰宅費用サポート(レンタカー代)
事故現場から目的地、自宅までの公共交通機関交通費限度額なし。
レンタカー利用は24時間以内限度額なし。(契約車両と同等クラス以下)

『ペット宿泊費用サポート』
ペットホテル利用の費用2泊1万円まで。但し「プレミアム」が必要

『修理完了・引取費用サポート』
提携工場にて修理引取、完了後の車両搬送費、無制限無料。
チューリッヒ保険会社1:会社指定の修理工場入庫は距離無制限牽引。ユーザー指定修理工場は100kmまで。何度でもOK。

2:ガソリン、軽油10L無料。キーとじ込み・バッテリー上がり保険期間中1度限り。

3:全国9,500ヵ所2020年12月末日現在

4:その他サービス
『宿泊費用サポート』
事故・故障場所での1泊宿泊代搭乗者人数分を限度に支払い。

帰宅費用サポート(レンタカー費用)
事故・故障場所から自宅・目的地まで乗車全員に限度額なしで支払い
レンタカー利用は基本料金を支払いで24時間以内。(契約車両と同等クラス以下)

『ペット宿泊費用サポート』
ペットホテルまでの費用、宿泊費用支払い。

『修理完了引取費用サポート』
修理完了後、自宅までの納車費用全額支払い。引取は片道1名分交通費全額支払い。

『キャンセル費用サポート』
宿泊施設、航空機などの旅客輸送サービス、旅行予約のキャンセル費用を1案件1回につき5万円まで支払い。

ネット型自動車保険比較【保険料】

ネット型自動車保険を実際に比較した結果、それほど大きく価格差がある訳ではありません。

しかし、代理店型自動車保険と比べたら条件にもよりますが、私の場合50%offで加入する事ができました。

それと、万が一の保険なので「弁護士費用」は基本的に入っていた方が良いです。

例えば、信号待ちで追突された場合、あなたに落ち度が無い時保険会社は示談交渉を行う事が出来ません。

そんな時に役に立つのが「弁護士費用等保険」です。

示談交渉できない事故でもあなたに変わって弁護士が相手と示談交渉を行ってくれます。

これは、特約(オプション)で加入する会社と最初から組み込まれている会社があります。

当然その分保険料(価格)は高くなります。

つまり、必要な補償を付けると保険料(価格)は各社大きく差が開くと言うことは無くなると言うことです。

補償内容・特約を同条件としで保険料比較
(私自身の条件で試算した結果)
※ 年齢、保有車両、年間走行距離など条件が違う場合ここに記載している保険料にはなりません。
三井ダイレクト損保18,630円
・ロードサービス自動付帯
・弁護士費用特約
ソニー損害保険24,610円
・ロードサービス自動付帯
・弁護士費用特約
アクサ損害保険19,580円
・ロードサービス自動付帯
・弁護士費用特約
大人の自動車保険24,860円
・ロードサービス特約
・弁護士費用特約
イーデザイン損害21,780円
・ロードサービス自動付帯
弁護士費用自動付帯
楽天自動車保険22,990円(楽天ポイントが貯まる・使える)
・ロードサービス自動付帯(レンタカー費用は特約)
・弁護士費用特約
SBI損害19,640円
・ロードサービス自動付帯
・弁護士費用特約
チューリッヒ保険会社22,680円
・ロードサービス自動付帯
・弁護士費用特約
代理店型自動車保険加入時(日新火災)
48,480円
・ロードサービス自動付帯
・弁護士費用特約加入

ネット型自動車保険比較【補償内容】

ネット(ダイレクト)型自動車保険が代理店型自動車保険に比べ保険料が半分近く安くなる事に不安になる人もまだ、多くいます。

安い代わりに

『保証が薄い』

『事故対応が悪い』

『親身になってくれない』

とか、噂が絶えません。

しかし、保険業を行うにはそれなりの機関に届け出は義務になっています。

保険会社を監督指導しているのは『金融庁』です。

基本的にユーザーを保護するのが最大の目的で確実に遂行しているか常に監視しています。

なので、安いから不安、サービスや交渉力が劣るのか、と言った不安を感じる事は全くありません。

また、保険料を決めているのは「損害保険料率算出機構」という第三者機関です。

自動車保険料を決める

純保険料とは自動車保険の基本的な部分で事故などの費用を支払うのに使われます。

付加保険料とは人件費や設備費などの経費になります。

安く出来るのは「付加保険料」をどこまで下げられるか?

ネット型自動車保険会社は保険代理店に手数料として支払われるお金を私たちに還元してくれている。

ただそれだけです。

代理店型でもネット型(ダイレクト)でも基本補償・特約は全く変わりません。

つまり、ネット型が安いのは「付加保険料率」をどこまで下げているか、だけだと言う事です。

ま と め

私の周りでもまだまだ、代理店に自動車保険を任せっきりにしている人は多くいます。

それも、前年度と同じ条件で契約更新しています。

見直す事もしないで・・・。

私から見たら『とても勿体無いことをしてる』と感じます。

節約出来る部分があるのなら節約したら良いのに。

ガソリンを1円でも安く入れる為遠いガソリンスタンドに行くのは手間では無いのです。

実際に1円安くなる、目に見える部分だからだと思います。

保険内容は難しいですよね。

今回実際に「一括見積もりサイト」を利用してみました。

7社を比較・検討して感じたのは、これをするのはとても時間が掛かるし、それよりも補償内容が分からない。

何が必要で何が要らないのか・・・。

そこで、今回「一括見積もりサイト」を利用して比較してみた、比較したい人向けに

あなたが疑問に思っている事、どこの会社が良いのか教えて欲しい。など質問があると思います。

そこで、今回疑問や質問にお答えする企画を始めました。

元保険屋ですが、日頃クルマ関係の仕事に携わっていると事故処理や自動車保険相談等でお客さんから良く相談を受けます。

保険代理店もしていたので、会社側(内部事情)もそこそこ知ってはいます。

と、言う事で『自動車保険節約し、生活費にゆとりを』

あなたの疑問にお答えコーナー

質問や疑問をメールで送って頂ければ、詳しく分かりやすくお答えして返信いたします。料金はかかりませんし、実名も住所も必要ありません。

ただ、現在の保険契約内容、家族構成やクルマの使用状況(買い物だけにしか使用しないとか)を詳しく書いて下さい。

追って2日以内には返信いたします。
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今回ネット型自動車保険の見積もりに利用した比較サイトはこちら