ネット型自動車保険のデメリットを元代理店の私が検証した結果を初公開

ネット型自動車保険を実際に見積を7社から取り比較した結果、デメリットが明らかに。しかし、保険料が半分になる可能性を秘めているのも事実です。そこで、実際に保険会社7社の見積から見えたネット型自動車保険のデメリットをまとめてみました。

ネット型自動車保険のデメリットが分かった瞬間

ネットを検索すると「ネット型自動車保険 デメリット」と言うワードを良く見かけます。

保険にデメリットが存在するのか?と疑問になり、実際に見積を7社から貰い比較した結果デメリットがハッキリしました。

そしてそのデメリットを解決しないと、安いと言われて居るネット自動車保険に敢えて契約変更しようと思うのは難しいと感じました。

ネット型自動車保険デメリットとは

その1:保険内容を理解していないと無駄に契約してしまう。

その2:いざという時使えない保険に入ってしまう。

その3:保険契約自体を保険会社に丸投げできない。

その4:事故の時、親身になってくれる人が居ない不安。

その5:示談交渉能力が弱いと思う不安。

その6:見積を比較しようにも何が良いのかさっぱり分からない。

その7:どのネット型自動車保険が一番良いのか教えて欲しい

その8:保険を変える事自体めんど臭い(時間がない)

【まとめると】
保険内容をある程度理解していないと最終判断が難しい、と言う事です。

だからと言って、現状のまま代理店型で契約を更新するのはとてももったいないです。

私の場合、代理店型で更新したら「約4万円」になっていました。
しかし、ネット型に変えたら「19,000円」になったのです。
この21,000円の差はデカいです。

なので、少しの勇気とホンの少し時間を使うだけで保険料が約半分になるのでしたら一歩踏み出してみても良いかも知れません。

『でも・・・。保険はやっぱり難しいよ』

もし、保険に詳しいアドバイザーが親身になって相談に乗るとしたらどうでしょうか?元保険代理店の私が実際に7社から見積を取り、保険会社の特徴を徹底的に調べ上げました。

それを元にあなたにアドバイスする事で適切な自動車保険を知って貰えればと思い無料で質問にお答えする企画を始めました。

・現在加入内容・年間保険料
・家族構成
・比較した会社
など教えて頂けたら適切にお答えします。
お問い合わせフォームからご質問などをどうぞ!

https://car-life.net/contact/

今回ネット型自動車保険の見積もりに利用した比較サイトはこちら

保険の基礎知識

現在の金額が半分になる可能性もあるネット型自動車保険はとても家計に優しく魅力的です。

相談内容の中には「これは酷すぎる」と唸った物も実際ありました。これでは、知らない人だけが損をする、お金をドブに捨てているのと同じです。

で。どうするか?
自動車保険の中身はとてもシンプルです。たった4つのポイントさえ押さえれば簡単に比較する事が出来ます。

自動車保険の4つのポイントとは

自動車保険の中身はこの4つのポイントに絞られます。
これらの組み合わせで自動車保険は作られています。

4つのポイント

・ 他人に対しての補償:対人賠償
・ 他人の車や物の対しての補償:対物賠償
・ 自分の怪我に対しての補償:人身傷害・搭乗者保険
・ 自分の車の修理費に対する補償:車両保険

まとめると
・ 人に対する保険『自分・他人』
・ 物に対する保険『自分・他人』
に分ける事ができます。これを知っているだけで自動車保険の内容が簡単に理解する事が出来ます。

その1:他人に対しての補償

『対人賠償保険』

対人賠償保険とは、他人に怪我をさせた時に支払いになる保険です。

対人賠償では、他人を死傷させた場合に補償になりますが、あなたの父母・配偶者または子にケガをさせてしまった場合は補償外になります。

【自賠責保険】
公道を走る原動機付自転車を含むすべての自動車には強制的に自賠責保険の加入が義務つけられています。
そして自賠責保険(共済の場合は責任共済)の補償範囲は、全て相手の身体への補償に限られています。

「傷害による損害」
ケガにかかった治療費及び諸費用に対する補償・・・限度額:120万円

「後遺障害による損害」
ケガによる機能低下、精神的苦痛に対する補償・・・限度額:4,000万円

「死亡による損害」
逸失利益、葬儀費、慰謝料の支払い・・・限度額3,000万円

自賠責の支払い限度額を損害額が上回ってしまった場合、その差は全て自己負担となります。この差を補填するのが任意保険と言う事です。

その2:他人の物に対しての補償

『対物賠償保険』

他人の物(クルマ含む)を壊した場合で“人”意外の全ての物が対象になります。しかし、あなた自身が所有している物は対象外になります。

その3:あなたや同乗者に対する補償

『人身傷害保険』

契約しているクルマに乗っている人が怪我や死亡した場合に<人身傷害や搭乗者傷害特約での支払いになります。

『搭乗者傷害特約』

あなたや同乗者が死傷した場合に保険金が支払われます。人身傷害の上乗せ補償と考えて貰えば良いと思います。

その4:あなたのクルマの補償

『車両保険』

あなた自身が所有しているクルマの損害に対しての補償です。あなた自身の運転ミスでも補償される「一般 」と相手が確認出来る事故の補償「エコノミー」に分かれます。保険料が高くなるのは「一般」になります。

この4つのパターンの組合せで自動車保険が成り立っています。
ここに各社独自のサービスが上乗せされていて基本的な部分はどの保険会社(ネット型・代理店型)でも同じです。

なので、ネット型自動車保険にしたいけど難しいと感じているのでしたら、この基本補償部分はテンプレートで申し込みすればOKです。

『基本補償内容テンプレート』

対人賠償保険・・・免責0、無制限
対物賠償保険・・・免責0、無制限
人身傷害保険・・・5000万円
搭乗者傷害特約・・無し(契約しない)

これで基本補償内容はOKです。
お好みで「車両保険」を追加すれば良いでしょう。

車両保険はあなたが乗っているクルマの現在の価値で、その価格がMax(保険対象価格)となります。

このテンプレートを使い実際にネット型自動車保険の見積比較をしてみて下さい。とっても簡単に見積が出来ます。

今回ネット型自動車保険の見積もりに利用した比較サイトはこちら

ネット型自動車保険が難しいと思われている誤解

ネット型自動車保険で契約する時一番面倒臭いのが、『オプション』の選択です。オプションは、各保険会社が独自に設定しているサービスになるので、ここを比較・検討し最終決定するまで意外と時間が掛かります。

実際に私もオプションを理解するまでかなり時間が掛かりました。しかし、要約するとたった3つに絞る事が出来ました。この3つのポイントで保険料(価格)が変わって来ます。

面倒臭い3つのオプション選び

ポイント1:弁護士費用特約
ポイント2:ロードサービス
ポイント3:示談交渉力

この3つのポイントを詳しく解説して行きます。ここさえクリア出来れば『ネット自動車保険』に移行するのはとても簡単です。

弁護士費用特約

弁護士費用特約とは、示談交渉で揉めた時あなた(担当者)に代わって相手と交渉する為の弁護人依頼費用です。

事故で和解にすんなりと合意する人だけではありません。中には、賠償金(お金)が少ないからもっと払え、とか言って来る人もいます。その対処には契約している保険会社(担当者)が当たります。

しかし、中にはごねてごねて担当者も匙を投げる案件もあります。そんな時、交渉に当たって貰うべき人は「弁護士」が最適です。弁護士に依頼する為の費用が『弁護士費用特約』です。

イーデザイン損保は基本契約に弁護士費用保険が入っているのでつけ忘れが無いので安心でしょう。

家族のクルマの自動車保険1台に加入しておけば、家族全員分のクルマが保証対象になります。

『弁護士が居ると心強い案件』

その1:もらい事故
もらい事故とは、例えば
・ 赤信号停車中や渋滞停車中に追突された
・ 駐車場で駐車中ぶつけられた
などであなたが怪我をした場合、あなたの過失は“0”です。

このようなあなたに落ち度が全く無い(過失0)場合、保険会社は示談交渉が出来ないのです。
もし保険会社が示談交渉をしてしまうと非弁行為に問われてしまうのです。

非弁(ひべん)行為とは、弁護士資格を持たない人が、一定の法的サービスを行う事を指します。その他に保険代理店が弁護士のような業務を行なってしまうのも非弁行為に当たります。

その2:任意保険未加入車との事故
クルマを運転する時には必ず自賠責保険(強制保険)の加入は義務付けられています。そして、一般的には任意保険に加入している人は全員だと思われています。が実際には、約3割の人が任意保険に加入していない統計があります。

【約3割の人は任意保険に入っていません】。(2020年3月末)

自動車保険都道府県別加入率

つまり、弁護士費用特約はあなたやあなたの大切な人を守ってくれるオプションだと言う事です。

なので、弁護士費用特約は絶対に加入しておくべきです。

ロードサービス

基本的にはどの保険会社でもロードサービスは保険料(価格)に含まれているサービスです。例外的に『大人の自動車保険』はオプションになりますが・・・。

そこでどの保険会社のロードサービスに決めるのか?は
・旅行に頻繁に行くか?
・遠出は頻繁にするか?
・クルマのメンテナンスは定期的に行なっているか?
・JAFに加入しているか

で考えて良いです。
基本的にロードサービスはクルマの移動(故障や事故)で使用する部分なので。

もし、自宅と会社、近所の買い物だけの使用なら、ホテル代補填、代替え交通機関代補填は必要ないでしょう。なので、どの保険会社のロードサービスを選んでも良いでしょう。

交渉能力

交通事故の時保険会社の実力が分かるのが示談交渉能力です。

結論から言えば、ネット型自動車保険だから代理店型保険会社に劣っている、と言う事は全くありません。

しかし、先方(事故相手方)が弁護士に示談交渉を依頼して来た場合、こちら側(あなた側保険会社)が会社スタッフだと言いくるめられる可能性が有るのも否定出来ません。

ちなみに、示談交渉で行う内容は、
・ 治療費
・ 休業損害
・ 入院雑費
・ 通院交通費
・ 精神的な苦痛を金銭に換算した「慰謝料」
・ クルマの修理費用

になります。

また、治療費や通院交通費など治療が終わらないと総額が出せない事から事故が発生したその瞬間から示談交渉が始まる訳ではありません。

示談交渉が始まる期間は決まった時期がある訳では無く、怪我の具合や後遺症などによってまちまちです。

この示談交渉時期に関してはとても勘違いしやすく、ネット型自動車保険だったから示談まで時間が掛かると言われる所以かも知れません。

ま と め

安い、と言われているネット型自動車保険の見積りを実際に比較し、契約をしてデメリットと言われている箇所をピックアップしてみました。
保険内容を把握している元代理店の私でも7社を比較するだけでも相当な時間が掛かりました。

もし、予備知識が無い場合、途中で諦めていました。しかし、苦労した甲斐もあって約2万円も安くなったのは驚きです。

クルマに掛かる必要経費は車検やメンテナンス費用など莫大なお金が必要です。その中で簡単に2万円も節約出来るのは良いと思います。

補償内容も代理店型自動車保険と全く変わりません。

もっと多くの人に自動車保険節約術を知って欲しくて今回、自ら7社から見積を取り比較・検討して来ました。

でもやっぱり「保険は分かりにくい」と思います。分からない事が簡単にクリア出来れば、安く・補償も充実しているネット型自動車保険は良いです。

給料も上がらない、ガソリンは高いし生活費全般上がっている現状で、少しでも節約できるのならネット型自動車保険に切り替えがおすすめです。

そこで、元保険代理店だった私が親身になってあなたの不安を解消します。
『自動車保険節約術で家計を楽に!』

・現在加入内容・年間保険料
・家族構成
・比較した会社
など教えて頂けたらあなたに最適な保険会社をお答えします。

お金は掛かりません。無料ですのでお気軽にご相談下さい。
でも。比較する対象が無いと私もお答えする事が出来ませんので、一旦、比較サイトで見積を取って下さい。

ネット自動車保険会社

・ ソニー損害保険株式会社
・ アクサ損害保険株式会社
・ 大人の自動車保険
(正式名称:セゾン自動車火災保険株式会社)
・ イーデザイン損害保険株式会社
・ SBI損害保険株式会社
・ チューリッヒ保険会社
・ 楽天自動車保険(楽天はお好みで)

現時点2021/12月で8社がネット型

今回ネット型自動車保険の見積もりに利用した比較サイトはこちら

各保険会社から見積が届きましたら、こちらからお問い合わせください。

https://car-life.net/contact/

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

TOP