日産ノートe-Powerは買いか?プリウスが2位転落!ニスモバージョンから目が離せない

『燃費の常識を超える』日産ノートe-Powerが

新車販売台数トップだったトヨタプリウスを抜き去った。

そして、アクアの燃費を上回る燃費性能を弾き出したのだ!

性能よりも新型プリウスはデザインが嫌い。

日産ノートe-Powerのデザインは惚れ惚れする。

それになんと、モータースポーツで培ったテクノロジーをふんだんに盛り込んだ

ニスモバージョンがあるではないか!

早速、日産ノートe-Powerの勝手気ままを書きなぐってみた。


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プリウス首位の座を明け渡す

街中を見渡すと、あちらこちらで「プリウス」「アクア」を見ない日はないほど、

大量に販売されています。正直飽き飽きしていた・・・。

10月までは

1位:プリウス

2位:アクア

3位:セレナ

でしたが、11月の新車販売台数では

1位:ノート:日産:15,784台

2位:プリウス:トヨタ:13,333台

3位:アクア:トヨタ:12,409台

逆転したのです。

※ 上位にハイブリッド車が連なるのはなんだかな!ですが・・・。

日産車が月間販売台数1位になったのがんなんと1986年9月のサニー以来、30年2ヶ月ぶり。

これにも驚かされますが、それほど今回の新型ノートは気合が入っていたのでしょう。

日産ノートe-Powerがすごいのはここだ!

今まで、ハイブリッド車といえば「プリウス」や「アクア」が代表的でした。

実際にプリウスに乗った感想は

・ カックンブレーキになる

・ 加速が悪い

・ エンジン音が甲高い

・ リアドアのエッジが頭や顎に当たる

・ 燃費は思ったほど良くない

まだまだ出てきますが、なんとなく好きになれないクルマです。

日産ノートe-Powerはどうか?

・ 親しみやすいデザイン(一目みただけで日産車とわかる)

・ 電気モーターだけで走る(遊園地にある100円入れて走るあれ)

『日産ノートe-POWER』

ポイントは、レンジエクステンダー式ハイブリットシステム「e-Power(eパワー)」でしょう!

新型ノートはJC08モード燃費37.2km/L(2WD)を達成。

トヨタ・アクアの37.0km/Lを上回る燃費性能になったのだ。

今回のノートに搭載されている「エンジン」はクルマを動かす動力源ではなく、

発電するためのエンジンなので、充電が少なくなった時だけエンジンが動く。

つまり、充電が必要な「急激な加速」「上り坂」「高速道路」を走らなければ

ガソリンが1滴も使わない、ということになります。

日産には「リーフ」という電気自動車がありますが、

これは充電するため、必ずストップしなくてはいけません。

でも、ノートe-POWERはドライバーが疲れて眠くなるまで走り続ける。

これなら長距離ドライブも苦にならないでしょう。


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ノート e-POWER NISMO

『ニスモ』とは、SuperGTなどのレーシングカーを製作している日産ワークスチーム。

正式名称:ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社

主な事業
・ モータースポーツ用部品、車両の開発、製作及び販売

・ レースでの技術支援

・ モータースポーツプロモーションイベントの実施

・ レーシングスクールの開催

(ニスモ公式HPより引用)

日産YouTube『Super GT 2016 Rd.8(Motegi) Digest』

レースで鍛え抜いたDNAを新型ノートe-POWERに完全移植

『ノート e-POWER NISMO 主な専用装備』

新型ノートニスモバージョン

・ NISMO専用エンブレム(フロント/リヤ)

・ e-POWERエンブレム

・ 専用フロントバンパー

・ YOKOHAMA DNA S.driveタイヤ&16インチアルミホイール

・ 専用エキゾーストテールエンド(テール径:Φ85)

・ 専用アルミ製アクセル・ブレーキペダル

・ 専用アルミ製フットレスト(nismoロゴ入り)

・ 専用チューニングコンピューター(VCM)

・ 専用サスペンション

・ フロント強化スタビライザー

・ 専用ボディ補強

・ 専用車速感応式電動パワーステアリング

・ e-POWER専用ファインビジョンメーター(nismoロゴ入り)

・ 専用スエード調スポーツシート(nismoロゴ入り、レッドステッチ付)&ドアトリム

「ノート e-POWER NISMO」専用設計の「NORMAL」「S」「ECO」の3つの走行モードが設定可能。

この装備を見るだけでも、走りに期待できる。

新型ノートe-POWER の弱点

新型ノートe-POWERの動力は、モーターだけ。

アクセルの踏み加減だけで、減速することが可能になった。

しかし、これは追突される危険性をもっているかもしれません。

強烈な回生ブレーキだけで急激に減速されるのですから、

後ろを走っているクルマが一瞬でも脇見でもしていたら、ドスン!ですぜ

ガソリンエンジンの場合、高速域で一定の速度なら燃費が良くなります。

しかし、ノートe-POWERの場合、高速道路走行ではエンジンが動きっぱなしになるでしょうから

燃費は悪くなる傾向にあるように思います。

街乗りがほとんどの人なら、今回の新型ノートe-POWERは買いでしょう。

できれば、「ノート e-POWER NISMO」が個人的はおすすめです。

電気自動車で楽しく乗れるクルマがやっと登場したのですから。

『出典』
日産HP

新車販売台数統計結果:一般社団法人日本自動車販売協会連合会