11月20日日光サーキットで行われた「ドリフト大会」でこの競技に出場していた
クルマのタイヤが近くにいた女性スタッフに直撃した事故が発生。
この事故が発生したのは、練習中だったため、
この日に開催される予定の大会は中止となった。
モータースポーツは特に高速で走るクルマの競技なので、
参加する人も見ている人も危険が付きまといます。
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派手なドリフトは見ている人を魅了する
ドリフトとは、後輪を滑らせて巧みな運転でコーナーを攻める運転技法です。
日本では、「ドリフトキング」のドリキンこと『土屋 圭市氏』が有名。
通常、タイヤを切った方向にクルマが曲がりコーナーをクリアしていくが、
ドリフト走行は、曲がる方向とは逆にハンドルを切りながら豪快にテールスライドさせる。
この時、強烈な白煙を上げて曲がるクルマは見るものを魅了する。
それは、ダイナミックであり、ハンドルさばき、ブレーキとアクセルの微妙なコントロールで
いかにカッコよく、早くコーナーを抜けていくのか、が競技に主体になる。
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モータースポーツは見ている方も必死
モータースポーツは、華やかさがあると同時に事故のリスクも高く、
ドライバーだけではなく、オフィシャルや観客までも時には巻き込まれる危険性がある。
高速で走るクルマに接触するだけであの巨体が宙を舞うことも珍しくない。
特にタイヤがむき出しになっている「F1」などのフォーミラー・カーは接触事故が重大な事故になったことも。
21日(土)に行われたユーロF3第5戦スピルバーグの
レース1で2つのクラッシュが発生。
1つは宙を舞ってしまう大クラッシュになってしまった。
お台場特設コースで行われた「ドリフト大会」では
120Km/h以上でコンクリートの壁に激突した事故も。
(画像はカーニフティから引用)
しかし、モータースポーツだから危険なわけではありません。
観客、ドライバー、オフィシャルの安全を第一に考え、そこには厳格なルールが存在します。
例えば、サーキットコースには、フェンスが張り巡らせられ、
クルマが突っ込んできても観客席まで被害が及ばないような配慮は必ずしています。
最近のニュースで多くなっている高齢者の事故の方がよほど怖いと思うのは
私だけでしょうか?