「トヨペット、コロナマーク2」のネーミングからは、とても若者が乗るような
どちらかと言えば、オヤジクルマのイメージがとても強いクルマです。
外観がクラッシック調のフロントグリルと目立った位置にあるスモールライトが
とても特徴的でした。
現在では「ブタ目」の愛称で呼ばれ、旧車好きにはたまらない絶版車になっています。
コロナマーク2に実際に乗った経験から、リアルに記事にしていますので、
同じ年代の人は、ぜひその当時を思い出しながら読んでください。
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MX30コロナマーク2なこんなクルマだった!
先代のMX20は、『GSS』と言うハイスペックモデル(18R-G型DOHC)が存在し
その後期モデルとして、MX30コロナマーク2が発売になったのだ。
(写真はWikipediaより引用)
スタンドでバイトしていた、そこの所長が乗っていた!(ヒャー)
『三代目:MX30 コロナマーク2』
1976年12月に発売になったコロナ・マーク2は、
「セダン」「ハードトップ」「ワゴン」の3タイプに
シリーズが「グランデ(Grande)」「6気筒(Lシリーズ)」「4気筒」があった。
当然、速さとゴージャス感を求め当時の若者は、「グランデ 2600」に乗るのが夢だった。
最上級グレード「グランデ2.6L」(Grande)ハードトップを車高短(しゃこたん)に
して乗るのがステータスだったのだ。
特に「赤」と「茶」のボディーカラーは人気の的だった記憶がある。
女の子にもモテたし、女の子たちもその助手席に乗れることはステータスだった時代です。
『コロナ・マーク2:基本スペック』
エンジンバージョン
「4気筒2リッター(18R-U)」
・ 最高出力:100ps/5,500rpm
・ 最高トルク:15.5kg-m/3,600rpm
「6気筒2リッター(M-EU)
・ 最高出力:125ps/6,000rpm
・ 最高トルク:17.0kg-m/4,400rpm
「6気筒2.6リッター(4M-U)」
・ 最高出力:135ps/5,400rpm
・ 最高トルク:20.5kg-m/3,600rpm
コロナマーク2定番のハの字は憧れの車高短キング
オヤジクルマだったコロナマーク2の定番は、車高短にして乗ること。
それは、特殊な足回りにその秘密があったのだ!
『コロナ・マーク2サスペンション構造』
・ 前輪:マクファーソンストラット/コイル式
・ 後輪:セミトレーリングアーム/コイルの独立懸架式
この通称「セミトレ」が車高短にした時、タイヤが「ハの字」をかくのだ。
後ろ姿がとてもチャーミングで、それに車高短にしているので、車体が弾む・弾む!
ラーメンをお腹いっぱいに食べた後なら、「吐き気」で顔が真っ青になるほど
乗り心地は最悪だったのを覚えている。
でも、ハの字を切っているのは「セミトレ」の証なので、男としては憧れだった。
他には、フロントブレーキは、制動力に優れた「ディスクブレーキ」が採用されたのも
この年代からだったと記憶する。
今では、当たり前で笑われるかもしれないけど・・・( ; ; )
ちなみに「車高短」とは、今で言う「ローダウン」のことね。
車高短と言うと年代がわかるよね!?
でも、車高短にしていても、シートがふんわりとしていたので
乗り心地は悪いけど、それほどじゃないのよ。
最高級グレード『2.6Lグランデ』には、4輪ディスクブレーキが標準でついていました。
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コロナマーク2(MX30)を今手に入れる維持費を考える
コロナマーク2が発売されたのが、1976年
すでに40年が経っています。
旧車を手に入れたいと思っている人もいるか、と思います。
年式:走行距離:程度は選べるほど、個体数が残っていないでしょう。
しかし、探してみると意外にまだ中古車として店頭に並んでいることがあります。
排気量で税率が変わる自動車税は
『新車新規登録から13年経過しているガソリン車税率より概ね10%重課』
になっていますので、
・ 2000cc・・・基本・・・年額:39,500円
なので・・・13年以上・・・年額:45,400円
・ 2600cc・・・基本・・・年額:51,000円
なので・・・13年以上・・・年額:58,600円
になります。
そして、古いクルマなので故障はどこから出るか正直わかりませんが・・・。
・ エアコン
すでにこの年式の新しい部品は出ていない
・ パワーウィンドウ
機械や電気部品が使われ、雨水にさらされる部品なので
壊れる・壊れている可能性があります。
・ エンジン本体
基本的には丈夫なエンジンですが、メンテナンスでかなり差がでるでしょう。
・ ガラスモールから水漏れ
・ フェンダーのサビ
至るところに不具合がでるので、維持費はそれなりにかかると思ってください。
ま と め
コロナマーク2に限らず、旧車をみるとなんだか懐かしくなる、当時を思い出してしまいます。
だからと言って、強烈な欲しい欲求は無いのです。
現在のクルマに比べたら、それこそどこで故障しても驚かない覚悟は必要かもしれません。
しかし、今のクルマになり「ノルタリジック」な雰囲気は旧車じゃないと
味わえないもの事実です。
何か質問等々あれば、私のわかる範囲でお答えしますので、
お気軽にコメント残してください。
多分、だいたいのことは頭に入っているので大丈夫かと・・・
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたのカー・ライフに少しでも役に立てば嬉しいです。
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