シラザン50ガラスコーティングは愛車を長く美しく保つための有効な手段として人気を集めています。しかし、シラザン50コーティングを施工したからといって、何もしなくても塗装面がずっと綺麗なままというわけではありません。
定期的なメンテナンスを怠ると、コーティングが劣化し、本来の効果が発揮できなくなってしまいます。そこで、今回はガラスコーティングのメンテナンスの必要性についてとその理由やメンテナンス頻度などを詳しく解説します。愛車をいつまでも綺麗に保ちたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
シラザン50メンテナンスする必要性
シラザン50ガラスコーティングを施工したから手入れしなくてもOK
では、ありません。
ガラスコーテイングを施工すると「水シミ・イオンデポジット」が出来やすくなります。ガラスコーテイングのメンテナンスは基本水洗い洗車で良いのですが・・・。
ガラスコーティングは、シロキサン系とポリシラザン系に分かれ中でもポリシラザンは完全硬化後は硬いガラス被膜を形成する為、汚れやキズから愛車を守る効果が高いのです。
しかし、硬いガラス被膜と言えども時間の経過とともに劣化はしていきます。
ガラスコーティングが劣化する3つの原因
その1:紫外線や酸性雨などの外的要因
ガラス被膜を作るガラスコーティングは紫外線を浴び続けると劣化して剥がれてしまう可能性があります。また、酸性雨によって水滴をそのままにしておくとイオンデポジットやウォータースポットになりガラス被膜を劣化させてしまいます。
その2:洗車時に使用する洗剤やワックス
カーシャンプー自体に研磨剤が入っている物もあるので注意です。研磨剤がコーティング被膜を削り取ってします可能性があります。また、ワックスを塗ってしまうと劣化した油分がコーティング被膜を劣化させてしまう可能性があります。
その3:砂や泥などの汚れ
雨上がりの砂や泥などの汚れが付着したまま放置しておくと、コーティング被膜を傷つける原因となります。
ガラスコーティングのメンテナンスが必要な3つ理由
その1:コーティング被膜の劣化を防ぐため
ガラスコーティングは、塗装面の上に薄い被膜を形成することで、塗装面を保護しています。しかし、コーティング被膜も紫外線や酸性雨などの影響で劣化していきます。メンテナンスをすることで、コーティング被膜の劣化を防ぎ、塗装面を長持ちさせることができます。
その2:汚れの蓄積を防ぐため
ガラスコーティングは、汚れが付きにくく、落としやすいという特徴があります。しかし、洗車を怠ると、汚れが蓄積して、コーティング被膜が傷ついたり、水弾きが悪くなったりすることがあります。メンテナンスをすることで、汚れが蓄積するのを防ぎ、コーティング被膜の性能を維持することができます。
その3:コーティング本来の効果を維持するため
ガラスコーティングは、施工直後は、美しいツヤと輝きが得られます。しかし、メンテナンスを怠ると、コーティング被膜の表面が荒れてしまい、ツヤや輝きが失われることがあります。メンテナンスをすることで、コーティング本来の効果を維持することができます。
つまり、最強なガラスコーティングと言えども「美しさ、艶」を維持するにはメンテナンスは絶対必要だと言うことです。
シラザン50メンテナンス方法は2パターン
ガラスコーティングは、車の塗装表面を酸性雨や汚れ等からボディを守ります。しかし、無機質であるガラスコーティングは有機汚れにはめっぽう強いのですが無機汚れには弱くイオンデポジット等を作ってしまいます。その結果水弾き性能が奪われていきます。そこで必要になるのがメンテナンスです。
シラザン50のメンテナンス頻度とその方法
シラザン50の耐久年数は3年以上となって居ます。しかしメンテナンスをしなければ耐久年数は短くなってしまいます。そこでメンテナンス頻度としては、駐車環境や使用状況によって異なりますが基本的には洗車です。
洗車時期は雨上がり早いうちにと汚れたと思ったら洗車を行いましょう。しかし、洗車だけでは回復しなくなった撥水性・滑水性を復活させるにはメンテナンス剤の使用が必要です。
「シラザン50メンテナンス方法」
その1:洗車
ガラスコーティングは塗装面を保護し、美しいツヤと輝きを長期間保ちます。また、汚れが付着しても水洗いで簡単に落とせたりします。
基本的には洗車で十分です。それも手洗い洗車がおすすめです。機械洗車もその機能は以前に比べると断然良くなって居ますが砂などで小傷を付ける可能性があるので出来れば避けて頂きたい。
洗車によるメンテナンスは、月に1~2回程度、黄砂など汚れが酷い時には早めに洗車を行って下さい。また、洗車数回に1回程はシャンプー洗車で汚れを完全に落としましょう
シラザン50施工前や施工後には専用カーシャンプーでの洗車がおすすめです!
ガラスコーティング専用シャンプー 撥水・ワックス成分を含まない
その2:メンテナンス剤使用
シラザン50を施工してから時間が経つと水弾きが弱くなってきます。同時に艶も弱くなった(悪くなった)と感じたらそれはメンテナンス時期と言えます。洗車では落としきれない汚れや紫外線や酸性雨などの影響でコーティング表面が劣化する為メンテナンス剤での修復が必要になって来ます。
メンテナンス剤を使用する事で撥水や滑水、艶が復活します。また、劣化を防ぐ効果もあります。
シラザン50施工後のメンテナンスには
「シラザン50 撥水/滑水復活剤」・・・年に1〜2回
「シラザン50専用 メンテナンス剤」・・・半年ごと
シラザン50専用の『復活剤+メンテナンス剤』を同時に使用する事でより一層劣化防止につながりますし、光沢、撥水・滑水能力が驚くほど蘇ります。
ま と め
シラザン50をマイカーに施工してから3ヶ月が経ち洗車は楽になりました。汚れたら水洗い洗車を中心に汚れが落ちない時はシャンプー洗車を行って来ました。
それでもボンネットや屋根にはデポジット、左右サイドドア、ハッチバックドアには水ジミが出来て居ます。やはり最強のガラスコーティングと言えども定期的なメンテナンスは必要です。(当然ですが・・・。)
やはり、水がボンネットを滑り落ちて行く気持ちよさを知ってしまったので、愛車をいつまでも綺麗に保には絶対にメンテナンスは必要です。ボディ表面を見て、汚れが取れなくなった場合や水弾きが悪いと感じたら、早めにメンテナンスをしましょう。
コメント