ヘッドライトの黄ばみ除去法『エキスパート編』

ヘッドライトが黄ばむ原因は紫外線や熱で表面のクリアが劣化しておきます。そして、劣化したクリアをそのままの状態でヘッドライトコート剤で保護しても劇的な変化は見られません。

長期間美しい状態を保持するには下地処理が必要になります。ここではヘッドライトの黄ばみをとる『エキスパート編』で簡単に短時間で美しいヘッドライトに変身させる方法を記事にしています。

ヘッドライトクリーニング準備物

今回ヘッドライトクリーニングを実際に行ったクルマは『SUZUKIMRワゴン』です。

『準備物』

「液体コンパウンド(ピカール使用)」
PiKAL[日本磨料工業] コンパウンド 液体コンパウンド LC-050 500ml [HTRC3]・・・中目

PiKAL[日本磨料工業] コンパウンド 液体コンパウンド LC-303 500ml [HTRC3]・・・超微粒子

 費用を抑えたい人は「超微粒子」だけでも良いです。

SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 コンパウンド専用スポンジ 09148

 種類の違うコンパウンドを同じスポンジで研磨作業するとキレイに仕上がりません。コンパウンドの種類ごとにスポンジを使い分けてください。

ワコーズ HC-K ハードコート復元キットヘッドライト用下地処理&コート剤 V340

ワコーズハードコート復元キットに入っている下地処理剤は使用しません。コンパウンドだけ使用するのもOKです。が、黄ばみが発生する期間が短くなりますし、ヘッドライト本体が保護されていない状態ですのでコート剤は必ず使用しましょう!

ヘッドライト黄ばみ除去作業方法

ステップ1:清掃
ヘッドライトを濡れた布で綺麗に拭く。
十分に乾かす。

ステップ2:コンパウンドで磨く
コンパウンド(中目)をヘッドライト本体に塗る(全体的に薄く)

ステップ3:スポンジで力いっぱい擦る
コンパウンドがなくなると抵抗が大きくなり滑らなくなります。

ステップ4:コンパウンド(超微粒子)で磨く
ステップ2と同じ要領でヘッドライト全体に均等に塗る

ステップ5:スポンジで力いっぱい擦る
超微粒子コンパウンドで仕上げる時のポイントは、中目で残っている模様を消すように磨くと綺麗になります。乾いた布で汚れを拭き取る

ステップ6:コート剤塗布
ワコーズハードコート復元キットのコート剤だけを使用します。コート剤専用スポンジを適当な大きさ切りコート剤をよくふってスポンジの黒い部分に適量染み込ませます。ヘッドライトに均一になるよう薄く延ばしていきます。

ステップ7:コート剤拭きあげ

コート剤を塗り終わったら直ぐ、新品(未使用)のティッシュペーパーで『ムラ』が消えるまで丁寧に拭き取ります。

※ 作業終了後、12時間は雨・雪など、水がかからないようにしましょう!
施工後は12時間以内は雨や水に濡らさないようにしましょう。

気温が低い時、天気が怪しいときはドライヤーで乾かしてもOKです。あまり近づけすぎるとヘッドライト本体が溶ける可能性もあるので注意して下さい。

『仕上がり具合(after)』

『クリーニング前(before)』

コンパウンドだけでも結構出費が痛い人は

「SOFT99 ( ソフト99 ) 99工房 コンパウンドトライアルセット 25gx3種 」がおすすめです。

このパッケージに『細目』「中目』『極目』の3本入っていて各25gですので、左右ヘッドライトなら持つかなぁ、と言ったところです。

予算に合わせて組み合わせを変えても良いと思います。

ま と め

コンパウンドで磨くことでヘッドライト表面の汚れ・黄ばみを取り除くことができます。

コンパウンドは、クルマのボディーの艶出しや傷消しにも使えますので常備していても良いでしょう。

特に超微粒子コンパウンドは目が細かいのでちょっと気になる線傷を消すのに有効です。ここまでしっかりと下地処理をし、コート剤を塗れば耐久性はあがります。

これだけでも明るさも見た目の変わるのならやってみる価値は有ります。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

TOP