車のメンテナンスをする時シーズン毎にやるべき所が変わってきます。このブログでは梅雨シーズンには長雨に対処する為のメンテナンス方法が書かれています。夏シーズンインメンテナンスとも違ったメンテナンス内容になりますので、必ず確認し快適ドライブをしてくださいね!梅雨時期に困った!にならないよう今から準備しておくことが大事です。
梅雨シーズンイン前にくるまのメンテナンスは何が必要なのか?
早い所だと5月末になると梅雨入りするところがあります。それに最近では異常気象などと呼ばれ局地的な大雨が降る地域もあります。突然の大雨で前が見えない!のは危険です。なので、梅雨に入る前のメンテナンスは「雨」と「湿度」対策が基本になって来ます。
梅雨は、春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨が多くなり、
日照が少なくなる季節現象です。 気象庁より引用
雨が多く湿度が高くなる時期は前方視界の確保が絶対に必要になってきます。その他に濡れた路面を走行するのでタイヤの残溝の確認もしておくべきです。
梅雨シーズンイン前に確認すべき事をまとめると
1:ワイパーの【はけ】の確認
2:くるまのエアコンの【作動】の確認
3:タイヤの【残溝、状態】の確認
ワイパーブレードの点検方法とゴムの交換方法
雨天時のドライブはワイパーだけが頼りです。
クルマの進化は凄いですね。コネクティングカーとか自動運転とか・・・。しかし、未だに変わっていないのがワイパーです。噂によるとワイパーに変わるフロントガラスの雨を拭く道具が開発されれば、それはノーベル賞ものだとも言われています。
実際に私は何度かワイパーが故障したクルマを運転した事がありますが、目の前が全く見えない、その時の恐怖と言ったら。
小雨なら何とか運転できるでしょう、が、大雨の時の運転は前が全く見えません。このような恐怖体験だけはあなたにさせたくないのでワイパーブレード(ゴム)の点検は怠らないようにしてください。そしてワイパーブレードやワイパーゴムの価格も高くはないのでこの際交換しておいてください。
ワイパーの交換時期目安の点検方法
ワイパーの交換時期目安の確認は↓です。
・ スジ
・ にじみ
・ びびり
・ 拭きムラ
この様な症状がフロントガラスに出たら交換サインです。
あなた自身でもワイパー交換はできますが、心配でしたらガソリンスタンドやイエローハット・オートバックスでも交換してくれますよ。工賃は大まかに0〜1000円以内です
ワイパーゴムの種類
ワイパーゴムには用途によって3種類に分けられます。
「ノーマルタイプ」
特にワイパー商品に記載が無い物はノーマルタイプで、ワイパーに何もこだわりがなければ価格もお手軽なのでオススメです。
「グラファイトタイプ」
グラファイトタイプは摩擦抵抗を減らし不快な「ビビり」や「キーとかの不快音」を減らす事ができます。この製品はフロントガラスに撥水コーティングしているクルマにもにも使用可能でコーティング寿命を延ばすこともできます。
「撥水タイプ」
撥水タイプはワイパーゴム自体が撥水コーティングしてあり撥水効果が期待出来るものです。また、フロントガラスに撥水コーティング加工をしていない車でも撥水コーティングしてくれるので撥水効果は期待出来ます。しかし、撥水タイプはノーマルタイプに比べ価格が高くなります。
くるまのエアコンはメンテナンスフリー?
ワイパーは交換して視界もクリアになったぞ!これで梅雨時期の準備万全だぜ・・・。
と、思っていたら・・・。あれれれのれー!フロントガラスが曇っているではないですか。
車内内窓の曇りを取るにはエアコンが必需品です。もしエアコンをかけてもこの様な状態なら『メンテナンス』が必要です。
・ アイドリングで冷えが悪い
・ 風が出ない
・ フロントガラスの曇りが中々取れない
・ エアコンの風が臭い
最近のクルマは『オートエアコン』が主流で一年中エアコンをかけている状態です。そして振動などで配管の接続部分から年間わずかですが3〜7g程度の漏れは発生していると言われています。
私のクルマも年に1度、ガス量の点検はしていますが規定量を入れていても少なくはなっています。なので、頻繁に点検する必要なありませんが、上記のような状態になっているのでしたら早めに点検・修理をオススメします。
もっと詳しい記事はこちら↓を参考にしてください
エアコンの風が汗臭い、カビ臭い時の対処法
エアコンのスイッチON、すると吹き出し口から「モワ〜」と臭い風が・・・。
私も経験ありますが、あの臭いは独特ですよね。一番簡単に点検出来るのは、エアコンフィルターの点検です。
これはまだ良い方です。中には虫の死骸や落ち葉が入っていた物もありました。
特にタバコを吸う人は年に1度と言わず交換して下さい。フィルター表面がヤニで黄ばんでいますよ。そのまま使用する事は車内にヤニをぶち撒いているのと一緒ですから〜。
ディーラーやガソリンスタンドでも交換はしてくれます。それほど難しくも無いのでDIYにトライするのも良いかもです。Amazonでも購入できますし
DENSO品のエアコンフィターには模倣品も多く出回っています。Amazonで購入する場合、『レビュー』は必ず一読する事をオススメします。
磨り減ったタイヤでの雨天走行は止まらない・曲がらない
梅雨シーズンと言えば「長雨」です。
乾燥路面では磨り減ったタイヤや固くなったタイヤでもそこそこ走る・止まるは可能です。
逆に磨り減ったタイヤの方が停止距離は短くなります。(溝がなく接地面積が増えた分)
が、路面に水たまりが出来るような路面状態ではクルマが完全に止まるまでの停止距離は長くなります。
結構前のテストですが参考になりますよ。
『雨天時に初めてわかる摩耗タイヤの危険性【JAFユーザーテスト】
(音量を下げてからご覧ください)
磨り減ったタイヤでの雨天走行は停止距離が延び「あと数センチ手前で止まれっていれば・・・」は後の祭りです。 タイヤの残溝の他にゴムの固さも停止距離に関係します。古くなったタイヤはゴムが劣化ししなやかさを失っています。 その為、凸凹路面に密着できず滑りの原因にもつながります。
中古タイヤはお得なのか?
磨り減ったタイヤより「お得」と思っている中古タイヤは結局、誰かが使えなくなって処分したタイヤなのが実態です。
例えば
楽天ショップで販売している
『205/55R16 TOYO NANOENERGY 3PLUS 1本:8525円』2016年製
それよりも新品で10分山で6290円/1本
『MOMO OUTRUN M-20 205/55R16 91H』
MOMO OUTRUN M-20 205/55R16 91H
な〜んだ、アジアンタイヤだろ!安くて悪いタイヤなんか履けないぜ!
と、不安に感じているのでしたら私が実際マイカーに履かせたインプレッション記事を是非確認してみてください。
性能は国産タイヤメーカーに比べてもけっして悪くありませんよ。
逆に言えば「古く固くなった中古タイヤを買うならアジアンタイヤを新品で購入」する方が断然コスパが良いです。
ま と め
雨期シーズンのクルマのメンテナンスは視界確保と滑る路面対処につきます。磨り減ったタイヤでスリップして事故った事が何度も経験しているので、中古タイヤを履こうとは思いません。
ですが、アジアンタイヤも最初は躊躇しました。どうしても品質が悪い、と言うイメージが付いてしまっていたので・・・。
でもまずは試して見よう、と思いmomo製をチョイスし今まで2万キロ弱走っていますが、ノートラブルです。それよりも高い国産メーカー製(BS)は履く気になれなくなりました。
それほど技術進歩は進んでいます。中古タイヤに交換するなら、アジアンタイヤも選択の余地があると思います。
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