エンジンオイル交換は、クルマの維持には重要なメンテナンスです。
他には、オイルエレメント交換も必要になってきます。
エンジンオイルを交換する重要性を認識していない、
また、エンジンオイルやオイルエレメントを交換する意味すら知らない人がいます。
スタンドの言いなりで、エンジンオイルを交換してはお金の無駄使いになります。
エンジンオイルやオイルエレメントの本当の交換時期やその役割、適量など
詳しくブログに書いています。
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エンジンオイルとオイルエレメントの本当の役割とは?
ガソリンスタンドにはセルフが登場し、ボンネットオープンを強制されることも少なくなりました。
しかし、まだまだフルサービスのスタンドでは、儀式のように「ボンネットオープン」を
お客さんの承諾も受けずに勝手にやっているところもあります。
実際私が入ったガソリンスタンドでは、「オイルチェック無料でします」と言われ
「結構です!」と嫌な思いをした経験がたくさんあります。
そこで、エンジンオイルとオイルエレメントの役割を知ることで
ガソリンスタンドの攻撃をかわすことができるので知っておいて損はありません。
『エンジンオイルの役割』
エンジンオイルは、ガソリンエンジン・ディーゼルエンジンには絶対に必要なメンテナンスです。
なぜなら、金属と金属が高速で動くエンジンが潤滑剤がなければ偏摩耗し、
高熱を出してしまうからです。
例えば、木と木を強くこすりつけると火がつく事はあなたも知っていると思います。
金属同士がこすれ合う事で高熱が出ることは予想できると思います。
その金属同士の擦れを少なくするのが、「エンジンオイルの役割」です。
エンジンオイルの役目で一番認識されているのが「潤滑」ではないでしょうか?
しかし、その他にも4つの役割を持っています。
・ 潤滑
・ 防錆
・ 冷却
・ 密閉
・ 洗浄分散
『オイル・エレメントの役割』
エンジン内部は1200〜2300度ほどの温度になること、あなたは知っていましたか?
高熱になったエンジン内部では、ガソリンや軽油、エンジンオイルが燃え、
それがカスとなってエンジンオイルに付着します。
そのカスを取り除くのに必要なのが「オイル・エレメント」という部品です。
人間でいえば、腎臓や肝臓にあたる部分です。
血液が汚れたままだと、病気になってしまいます。
エンジンオイルを綺麗にするためオイル・エレメントがついています。
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エンジンオイル交換時期と適量
エンジンオイルは、エンジン内部の汚れを吸収してくれます。
汚れがひどくなると、潤滑力、洗浄作用、冷却作用が弱くなり、金属同士の摩擦が増えます。
そのため、定期的にエンジンオイルを交換する必要があるのです。
よくガソリンスタンドで言われることが「最低でも5000kmで交換です!」
これには、全く根拠はありません。
なぜなら、あなたのカー・ライフを知らないからです。
『エンジンオイルの最適な交換時期』
・ 奥様に多い「買い物だけのチョイ乗り」
走行距離を多く乗らないから、エンジンオイルは交換しなくてOK!ではありませんよ。
エンジンが十分に温まらないうちにエンジンを止めてしまう。
この繰り返しは、結構エンジンにストレスを与えます。
ガソリンや軽油が完全に燃えきらない、それはエンジンの温度に関係します。
なので、燃えかすが多くなる「チョイ乗り」が多い人は、5000〜8,000km目安で交換
・ 営業職に多い「高速道路をバビュ〜ん」
走行距離は多めで、エンジンは常に高回転を繰り返す
エンジンオイルの粘度が低くなると、金属部分に上手くまとわりつかないので
エンジントラブルの原因になってしまいます。
なので、「高速走行」が多い人は3000〜5000km目安で交換
・ 日曜だけしか乗らない「サンデー・ドライバー」
日曜しか乗らない人は年間の走行距離も増えません。
サンデー・ドライバーは、走行距離で10,000km未満、最低でも6ヶ月単位で交換目安にしてください。
そして、エンジンオイルの適量は「多くてもダメ!少なくてもダメ!」です。
エンジンオイルの量を確認するために国産には、「オイル・レベルゲージ」がついています。
レベルゲージの「LOW – MAX」の範囲が適量です。
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オイルエレメントの交換時期
オイル・エレメントの交換は
・ 走行距離:1万km~1.5万km
つまり、エンジンオイル交換の2回に一回の割合で交換するのがベスト
オイルエレメントの性能は、飛躍的にアップしています。
そのため、毎回の交換は必要がありません。
そして、クルマの使用頻度によってエンジンオイル交換は変わりますが、
最長でも1万キロ、最低でも、3〜5千キロが交換目安になるので、
エンジンオイル交換2回目でオイルエレメントを交換するのが最適です。
「エンジンオイルが黒く汚れていますね!」と言われた経験ありませんか?
エンジンオイルは色で交換時期を判断できません(キッパリ!)
私は今まで、色で判断したことはありません。
なぜなら、新品オイルを入れた瞬間に汚れが剥がれるので、すぐに黒くなってしまうからです。
私がエンジンオイルの交換時期を確認するのは
・ 臭い
・ 粘り気
そして味です。← これは嘘です
ガソリン臭い、サラサラしている、時は交換時期と判断します。
エンジンオイルの作用に「洗浄作用」と「潤滑作用」があるので、
燃えかすが多くある場合、洗浄力が低下し、合わせて粘り気がなくなっていきます。
なので、オイルがガソリン・軽油臭い時は沢山洗浄してくれたので、臭くなっている。
洗浄力が低下していることは、サラサラしていることが多いのです。
これが、エンジンオイルの交換時期を最適に見抜く方法です。
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ま と め
正直、クルマに興味がない人はみじかなガソリンスタンドの指摘にオロオロしてしまいますよね。
これは、仕方ないことです。
しかし、ガソリンスタンドのスタッフを責めるつもりは毛頭ありません。
それは、売るための教育しか受けていないので、仕方がないことです。
クルマの維持にはお金がかかりますが、個人で的確な判断ができれば
維持費の節約につながります。
無駄なく、メンテナンスすることがクルマを長く乗るコツです。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
少しでもあなたのカー・ライフに役に立てば嬉しいです。
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