新型スイフトスポーツrsがモデルチェンジ!テンロクを棄て旧型とどこに違いがあるのか

新型スズキ・スイフトがデビュー!

クルマ好きにはたまらなかった1.6(テンロク)を棄て

ダウンサイジングしたことで影響があるのか?

評論家が絶対に書けない、内容でお届けします。

題して『新型スイフトスポーツRS』をブッタ切る!


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テンロクを棄てはスイフトに未来はあるのかァ?

スイフトといえば、JWRCでの活躍が有名です。

(画像はWikipediaより)

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まずは簡単に『JWRC』の話を・・・。

F1はモータースポーツ界のオンロード版で、

オフロード版がWRC (World Rally Championship)になります。

モータースポーツの最高峰に位置するWRCに参戦するための登竜門として

FIAが若手ラリードライバーを育てるために2001年度から始まったカテゴリー。

それが、「Junior WRC(JWRC)」なのです。

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JWRCのカテゴリーは改造範囲がものすごく狭く、

ベースになるのは、1600cc(テンロク)までの自然吸気エンジン。

そして、認証済み市販車ベースの前輪駆動車、となっています。

他には、

・ 60mmφの吸気リストリクターを採用し、エンジン最高出力発生回転数は9000回転まで。

・ 車両最低重量950kg

・ プライベートドライバーのみの参戦

・ 車両販売価格は10万米ドル以下

・ メカニックは1台につき4名まで

・ タイヤの使用本数の制限

・ 軽量化や強化のための特殊な素材の使用禁止

など、コスト軽減し誰でも参加できるようにりしている。

※ 『吸気リストリクターとは』・・・エンジンの出力を制限させるために装着される


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キビキビ走るZC32SスイフトRSがお気に入り

スイフトが好きなわけ

・ 剛性が高い

・ ハンドリングが軽快

・ アクセルに瞬時に反応するエンジン

・ 踏ん張りの効く足

・ ダイレクト感があるブレーキ

・ やっぱテンロクでしょ!

心の底から楽しめるクルマがスイフトスポーツRSだと。

スイフトと互角だと思っているのが、ホンダフィットRSです。

フィットも剛性が高く、キビキビ走る、止まる、曲がる。

そして、高回転型のエンジンVTECがとっても気持ちいいのです。

スズキ・スイフトスポーツRS VS ホンダ・フィットRS

フィット

クルマの基本は、軽量であることとエンジンが気持ち良く回ること。

そこでこの二台を数値で比べてみることにしたら、面白い結果に!

スイフト(ZC32S)・・・・フィット(GK5)

車両重量:1040kg・・・・1050kg

馬力(ps):136ps/6900 ・132ps/6600

排気量(cc):1600・・・1500

出力荷重比:7.64・・・・7.95

※ パワーウエイトレシオ(出力荷重比)とは

「単位馬力あたりの重量」を指し、

通常は重量 (kg) を馬力 (PS, bhp) で割ったものが使われる。

この場合、値が小さいほど優れた加速性能を持つことを示す

つまり、この二台がライバルと言われる所以が、ここにあったのだ!

新型スイフトはどこまで進化したのか?

新型スイフトに搭載されるエンジンは2パターン。

「ハイブリッドシステム」1.2Lエンジン

・ 最高出力(ネット)67kW[91PS]/6,000rpm

・ 最大トルク(ネット)118N・m[12.0kg・m]/4,400rpm

「RSに搭載のターボモデル」1.0Lエンジン

・ 最高出力(ネット)75kW[102PS]/5,500rpm

・ 最大トルク(ネット)150N・m[15.3kg・m]/1,700-4,500rpm

ターボは低速回転1,700からターボが効き4,500で頭打ちになる特性。

テンロクは高回転型のエンジンだったのが、

1.2Lは6,000に抑えられ、ターボは5,500になってしまった。

ちなみに「パワーウエイトレシオ」はどうか?

新型スイフト

・ ターボRS・930kg・・1000cc・・102ps・・9.12

・ RS・・・・870kg・・1300cc・・91ps・・9.56

・ ハイブリッド・910kg・・91+3.1ps・・1300cc・・10.00

クルマの性能をみるとき、数字がすべてではないのですが・・・。

なんとなくエンジンにパワーがなくなっているのは走りに影響するような。

『チーフエンジニア:小堀 昌雄談』

デザイン、パッケージング、走行性能、燃費、安全性能など、
どれをとっても魅力にあふれるクルマにしあげていますので、

一つに絞り込むことは難しいですが、
このクルマの持つ個性的なキャラクターを体感して頂きたいと思います。

また、スイフトを名乗る以上、
ハンドリング性能の進化についても取り組みました。

コーナーを駆け抜けるのが愉しくなる操舵フィールはもちろんのこと、
路面に吸い付くような安定性、
しなやかな乗り心地まで、
あらゆる走行シーンでベストなセッティングに仕上げました。

その上で軽量プラットフォームやサスペンション、パワーユニットなどにより、
爽快な動力性能と高い燃費性能をも実現しております。

総合バランスで仕立てたスイフトに期待したいところです。

スイフトVSフィット ベストモータリング

元気なクルマが大好き!

乗っていて楽しいクルマが大好きな独り言の戯言でした!

『追記:平成29年2月2日』

記事ないに一部訂正箇所がありました。

スイフトスポーツRSは「スイフトRs」として訂正いたします。

いま現時点では、スイフトスポーツの新型が出る情報がないようです。

改めて、不備を謝罪いたします。