東京で11月に初雪を観測したのは、観測開始初めてだとか。
雪が降るとクルマが立ち往生してしまうのが、首都圏の弱みです。
そこでクルマを安全に安心して運転するには、スタッドレスタイヤが必要です。
しかし、スタッドレスタイヤと言っても種類も沢山あってなにを選んだらいいのか?
その答えにズバリお答えしましょう。
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雪道はスパイクタイヤが一番、だか・・・。
11月に東京で初雪が観測されたのは驚きです。
当然ながら夏タイヤ(普通のタイヤ)のままの人が多いでしょう。
雪国に住んでいる人は「夏に履くタイヤ=夏タイヤ」と呼び
冬に履くタイヤのことを「スタッドレスタイヤ=冬タイヤ」と呼びます。
一度雪が降れば、春まで溶けない雪国なら、スタッドレスタイヤは当たり前ですが、
年に数回のためにタイヤを履き替える必要がない、首都圏の人にとって
スタッドレスタイヤはなにを選択すればいいのか?
まずは基本的な『スタッドレスタイヤとは』から説明しますね。
『スタッドレスタイヤ』とは
野球やゴルフ、陸上などで使うシューズにもスパイクがあるように
だいぶ昔は、タイヤにスパイクを打ってある「スパイクタイヤ」がありました。
これが身体に良くない「金属製の粉=粉塵問題」で製造が中止しました。
そのかわりに登場したのが、「スパイク(スタッド)」が「ない(レス)」タイヤとして、
スタッドレスタイヤが30年ほど前から発売され始めました。
その当時に出た商品はお世辞にも「走らない・止まらない・曲がらない」ものでした。
他に雪道を走る時に使われるのが、「チェーン」です。
が、これは付けるまで時間がかかる、ウルサイ、ガタガタと乗り心地が悪いので
トラックやタクシーしか付けないです。
なので、今では冬の間履きっぱなしで済み、乗り心地も良いスタッドレスタイヤが主流です。
スタッドレスタイヤの価格は性能の差
ズバリ!スタッドレスタイヤは「吸水性」がポイント!
なぜなら、氷や雪が滑るのはその間に水の膜ができるからです。
その水をいかに早く排出できるか?がスタッドレスタイヤの鍵です。
『スタッドレスタイヤの性能』
・ 吸水性
・ 柔らかいゴム
・ 沢山の溝
・ 転がり抵抗
つまり、雪をがっちりつかみ、素早く排水し、燃費も悪くならない、性能が求められるのです。
スタッドレスタイヤが夏タイヤに比べ、減りやすいのはゴム質が柔らかくできているかです。
また、溝が深くなっているのは圧雪を走ると、溝が雪で詰まってしまうのを防ぐためです。
まとめると、スタッドレスタイヤの性能の差は、
『水を沢山吸収でき、路面との間にいかに摩擦を発生させられるか』で
クルマの基本性能「走る・曲がる・止まる」を発揮します。
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スタッドレスタイヤを選ぶポイント
スタッドレスタイヤの基本性能はお分かりになったと思います。
では、どのメーカーのどの商品を選んだらいいのか?
「ポイント:その1」国産メーカー品を選べ
日本製では、ブリジストン・ダンロップ・トーヨー・ヨコハマがいいでしょう。
なぜなら、日本のスタッドレスタイヤはアイスバーンでのグリップに特化したタイヤだからです。
つまり、日本の気候を研究して作っているので路面変化に対応できる、と言うことです。
「ポイント:その2」製造年を見極めろ
タイヤには必ず、「製造年」が刻印されています。
(ダンロップHPより引用)
スタッドレスタイヤに求められる性能:雪道のグリップ力は
使用年数とともに劣ってきます。
輪ゴムを太陽のしたにおいておけば、プチプチと切れるのと同じで
ゴム製品のスタッドレスタイヤも年数でゴムが硬くなってしまいます。
メーカーでは概ね5年は持つと言われていますが、保管状態などで変わります。
新品で購入するなら、今の年号の製造のものを選ぶことです。
「ポイント・その3」コスパは断然、ホイールセット
スタッドレスタイヤだけ購入すると、夏タイヤを外す作業が必要です。
これを数回繰り返すことで、作業工賃が発生します。
それに、タイヤを何度も組み替えすることで「ビード」と呼ばれる耳の部分を
痛めることになります。
このビードは空気を逃がさないために重要な場所なので、
ここを痛める作業を数回行うことはかえってコストがかかってしまいます。
なので、ホイールにスタッドレスタイヤが装着してある「ホイールセット」がお得です。
ま と め
北海道や北陸では雪道でも毎日走らないと生活できませんよね。
東京のようにたまに降る雪でパニックになることが想像できないかも知れません。
私が住んでいる場所も、冬はスタッドレスタイヤでないと走れない地区です。
なので、スタッドレスタイヤは性能が全てと断言できるのです。
それも国産品がベストです。
ミシュランやピレリも有名ブランドには違いありません。
それは夏タイヤなら比較検討も必要かと。
しかし、スタッドレスタイヤならデータ数、熟知度、テスト回数などから
国産品を選ぶべきです。
最後に「中古スタッドレスタイヤ」もいいでしょう。
選ぶポイントは、「製造年」「残溝、何ミリ?」は確認して購入してください。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
あなたの快適なカー・ライフに参考になれば嬉しいです。
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