チャイルドシートの前向きは何時からが正解なのか、助手席は正しい取り付けのか?

チャイルドシートは子供の安全を守る大切なものです。しかし、正しく装着していないため子供が大怪我!ということも。

正しいチャイルドシートの装備の仕方、前向きにするのはいつから?そして、チャイルドシートは一番どこが安全なのか?

チャイルドシートの使い始めの時期と取り付け場所

チャイルドシートには使用年齢によって3段階に分けられます。

チャイルドシートの使用年齢
その1:乳幼児用(新生児用:後向き)
その2:幼児用(1〜4歳:前向き)
その3:学童用(4〜9歳:前向き)

乳幼児専用タイプなら、常に後向きで使うのでシートベルトの通し位置は気にする必要はありませんが、乳幼児・幼児兼用タイプになると、首がすわる前の赤ちゃんなら後向き、おすわりができるようになったら、前向きで使います。

このとき、シートベルトの通す位置が全く違うので、取説は取っておくようにしてしてください。他には、座面を回転させるタイプは取り付けは後向きで、が多いように感じます。回転タイプの使用方法は取扱説明書に詳しく載っています。

一番安全なチャイルドシート取り付け位置

赤ちゃんが泣いていると気になりますよね。で、ママの目が届く助手席にチャイルドシートをつけたくなってしまいます。旦那さんが運転、ママと赤ちゃんが後部座席なら安心です。

基本的には、チャイルドシートは後部座席につけるのが正解!なぜなら、助手席には「エアバック」がついています。事故の際、勢いよく出るエアバックに赤ちゃんが押され窒息することも考えられます。

それに、大人でもエアバックが開く勢いで「鼻血」が出るくらいなので、子供の顔に当たったら、間違いなく怪我はします。

※ エアバックが開くとき、いろいろな破片やら飛んできます。その破片で怪我をすることもあります。これが「タカタエアバックリコール問題」です。

チャイルドシートの正しい取り付け方法

チャイルドシートの使い方は「前向き」「後向き」、で使用しますが、お子さんの年齢で取り付け方法が違ってきます。

『チャイルドシートの取り付け方法』

1:座面にしっかり押さえつける

チャイルドシートを座面に押さえつけながらシートベルトで固定します。このとき、赤ちゃんはまだ乗せませんよ。

ポイント:シートベルトの通し位置に注意

2:シートベルトをしっかり固定

付属の金具がある場合は、その金具を使って固定します。チャイルドシート本体に金具の役目をしているのも同様です。特に幼児用の場合、腰部分のシートベルトをしっかり固定すること。

ここが緩いと、チャイルドシートが揺れて車酔いを起こす場合も・・・。

ポイント:シートベルトはいっぱいに出す

 メーカー指定の取り付け方法に従ってください。

3:ハーネスの位置に注意

ハーネスの位置によっては、首を痛めることがあります。調節用ベルトでハーネスの長さを調整します。

4:後向きのハーネスの位置

後向きでチャイルドシートを使用する場合、赤ちゃんが上方向に飛び出さないよう、肩を囲むようにハーネスの高さを調整します。

ま と め

赤ちゃんが生まれる前にチャイルドシートを購入しておくのがベストです。退院と同時に購入しようとすると、赤ちゃん用品を買うことに忙しくなりチャイルドシートは後回しになることも予想されるからです。

「後向き」でチャイルドシートを使うのは、目安としては赤ちゃんの体重が10kgほどそれ以降は「前向き」で使用します。成長とともに取り付け方法が変わるます。

なので、取扱説明書は最後まで取っておくようにしましょう。

(出典:JAF初めてのチャイルドシートより)

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