プリウスのカタログ燃費は実際のところ走り方や加速、空気圧で悪くなっているかも

プリウスの売りはなんて言っても高燃費性能です。

新型プルウスカタログ値は「40.8km/l」旧型プリウスでも「38.0km/l」をマークしています。

燃費を気にして購入しても、実際に運転してみたらアララ!の結果に驚くのも無理はありません。

机上の空論と本音を分けて考えることがとても大切です。

プリウスの燃費向上に役に立つ情報を発信しています。


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プリウスの燃費を悪くしているのはここだ!

ガソリン

プリウスはエンジン+モーターで走ります。

当然、モーターのみで走行できれば燃費は飛躍的にアップします。

日産リーフは燃費∞です(当たり前)と突っ込まないで・・・

でも、エンジンが動く・止まるを勝手に人間様が制御することはできません。

『プリウスの公式燃費よりも悪くなってしまう原因』

「転がり抵抗が大きくなっている」

転がり抵抗とは「進行方向と逆向きに生じる抵抗力」

進もうと力を止める摩擦力ですね。

・ タイヤそのもの

・ タイヤ空気圧

・ 重さ(車体重量)

「エンジンが動いている時間」

エンジンがかかるような運転、操作は燃費に影響を与えます。

エンジンをいかに動かさないようにするか?

「エンジンオイル」

エンジンが動いている間の抵抗を減らすこと。

それには、エンジンオイルの点検・交換が必要です。

つまり、燃費を悪くする原因は、抵抗にある、と言うことです。

その抵抗を少なくできるか!がカタログ値の燃費に近づけるのです。


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プリウスの燃費向上大作戦!

プリウスの燃費向上はこれが効果的だ!

1:『タイヤ抵抗を少なくなす』

タイヤが受ける転がり抵抗は

・ タイヤの変形

・ 路面との接地抵抗

・ 空気抵抗

例えば、SUVに履いている「215/70R16」と軽自動車の「155/65R13」

エネルギーロスが多いのはどちらかわかりますか?

タイヤ転がり抵抗

(出典:一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)

タイヤを太くすると接地面積も大きくなり、転がり抵抗は大きくなります。

その他に接地面積が大きくなる原因として「空気圧」

適正空気圧より低い場合、接地面積が大きくなり

適正空気圧より高い場合、接地面積は小さくなります

それに古くなったタイヤは溝が少なくなっているため、

「水はけや空気の流れ」が悪くなっています。

つまり、こまめな空気圧点検をし、新しいタイヤに交換することで

燃費が悪くなる『転がり抵抗』を減らせる、と言うことです。

空気圧点検

(出典:一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)

2:『エンジンを極力動かさない』

プリウスのエンジンは基本的には自動で始動・停止します。

しかし、一定条件下ではエンジンが動き続けます。

「エンジンが動き続ける条件」

1:ハイブリッドシステムが高温時(長い登板道や高速走行後)

2:ガソリンエンジン暖機中

3:駆動用電池充電時(ハイブリッド用電池た規定量以下の場合)

4:車速が約30~55km/h以上(条件によって異なる)

5:アクセルベダルの踏み込み量(一定開度以上)

6:クルーズコントロールON

7:デフロスタースイッチON

寒くなる時期は、車室内を暖かくするためアイドリング値は高くなります。

また、長期間クルマを動かしていないと駆動用バッテリー自然放電しているので

エンジンがかかり充電をします。

エンジンが動いている時間によって燃費は悪化します。

これは気象条件など関係するので、カタログ値を出すことは無理です。

3:『エンジン内部抵抗を減らす』

エンジンを動かす・止めることは任意設定することができません。

(メンテナンス・モードではできますが!)

なら、エンジンの抵抗を少しでも無くすことで燃費向上を考えましょう。

新型プリウスには、外付のオルタネータベルト(通称:ファンベルト)はついていません。

このベルトがついているとエネルギーロスになるので、

最近のハイブリッド車(トヨタ車)は廃止する方向にあります。

そこでエンジンの抵抗が左右されるのは、ズバリ!「エンジンオイル」

交換時期とグレードに注意して交換することが燃費向上につながります。

「メーカー指定」

プリウスのボンネットや取説には、「1.5万kmもしくは12ケ月」となっています。

プルウスのようなアイドリングストップするエンジンは、こまめなオイル交換は不必要だと言われています。

しかし!エンジンオイルが綺麗・汚れている、だけで判断はできません。

エンジンオイルの役目は「潤滑・減摩」「密封」「冷却」「洗浄」「防錆」

エンジンのエネルギーロスになるのが金属同士の磨耗です。

金属同士がぶつかり合うと、熱が発生します。

また磨耗することで密閉密度が減ります。

なので、走行距離よりも時間で交換することがいいのです。

できれば、5000kmを目安に交換、オイルエレメントは2回に1度交換でしょう。

「エンジンオイルのグレード」

プリウス指定のエンジンオイルグレードは「0W-20」の低燃費オイルです。

・プリウス・・ZVW30・排気量:1,800・エンジン型式:2ZR-FXE

『推薦オイル:SN 0W-20、オイルのみ量:3.9L、フィルター同時交換量:4.2L』

・ プリウス・・NHW20・排気量:1,500・エンジン型式:1NZ-FXE

『推薦オイル:SN 0W-20、オイルのみ量:3.4L、フィルター同時交換量:3.7L』

ま と め

ハイブリッド・プリウスで燃費を向上する方法はいろいろな側面の抵抗を減らすこと。

それはシナジー効果を生み、結果的に燃費が良くなります。

例えば、普段使わないゴルフ・バックや漬物石は下ろすこと。

運転手のダイエットも必要かもね( ´ ▽ ` )ノ

最後まで読んでいただきありがとうございます。

少しでもお役に立てれば嬉しいです。

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