アマゾン車検でもエアバック交換しないと更新できない事態が発覚

Amazonが車検に乱入してきた。
ネット通販大手のAmazonが車検まで取り込もうとしているが・・・。
タカタ製エアバッグリコール問題で車検が更新できなくなることをあなたは知っていますか?

エアバッグを交換しないと車検を更新しないと「国土交通省」から通達がでた!
なんじゃそりゃ、と思っているあなたに真相を明らかにしてみたいと思います。

Amazon(アマゾン)車検が始まる

あなたも一度はお世話になったことがあると思う、「Amazon」が本格的に車検に乗り込んできた〜!

画像を貼り付けておいたよ
Amazon車検2
Amazon車検

Amazonが車検を始めても、Amazon自体が車検整備を行ってくれる訳ではありません。あくまでも「全国チェーン店:コバック」がしっかりとメンテナンスをしてくれるので安心です。

自動車は沢山の部品で作られているので、専門の整備メカニックでなければ手が出せない部分でもあります。当然、Amazonが提携している整備業者が請け負うことになるので安心・安全は確保できます。

Amazonはユーザーの利便性の為にネットで車検という商品を販売しているにすぎません。

今さら聞けない車検とは

車検制度は公道を安全に走行する為に国が決めた法律に従って一定期間後に必ず受けなくてはいけない制度です。
要約すると、公道を走るなら国の基準に合ったクルマじゃないとダメよと、いう事です。

もっと詳しく車検の事を知りたい方は以前書いた記事を参考にしてください。
法律で決まっているから車検を受けないといけない、と言う強制でもありますが・・・。

他の理由としては、確実な税収源としての車検制度が存在しているのも事実です。

今回「Amazon車検」がすごいところは、クルマの使用状況を把握しないと正確な見積もりを出すことが難しいのが車検ですが・・・。
ここをしっかりと案内できている部分だと思います。金額的にはあまり安くなありませんが。

『Amazon車検』の簡単な流れ

Amazonで購入するのはあくまで車検基本料だけで別途、車検サービス会社には法定費用を支払う必要性があります。
Amazon車検3

step1:車検チケットを購入
Amazon車検1
Amazon車検から申し込み

車種別に基本料金をAmazonで購入
・ 軽自動車・・・24,336円
・ 小型車(車両重量1t以下)・・・26,105円
・ 中型車(1t超〜1.5t以下)・・・28,574円

step2:日程調整
Amazon車検4車検サービス会社より直接日程調整の為に連絡がきます。

step3:車検サービス会社にクルマを預ける
Amazon車検5車検チケットを購入し、日程を決めたら車検サービス会社にクルマを持って行きます。(一部店舗では引き取りサービスも行っている場合もあります。)

step4:クルマの引き渡し
Amazon車検6車検サービス会社にクルマを引き取りに行きます。この時法定費用と不具合で交換した場合には追加料金を支配ます。(一部店舗では納車サービスを行っている場合もあります。)

今回Amazon車検を紹介したのは、整備業界が未だに古い習慣に囚われている部分にメスを入れた、のが画期的だと感じたからです。

Amazon車検のスゴイところ

・ 車検費用の明確化
・ 簡単に決済できる
・ アフターまでしっかり
・ 知らない土地でも車検に困らない

あなたは自宅にいながら「車検費用を払える」「引き取り・納車」「支払い」が全て完了するので他のことにあなたの大切な時間を有効に使うことができるのです。わからないことがあれば、『Amazon車検サービス会社』が全て対応してくれるので安心でしょう。

エアバック交換しないと車検が受けられなくなる?

Amazon車検が話題になっていますが、それ以上に車検そのものが更新できない事態が起きている!

以前書いた記事で「メーター内警告灯がついたのは車検に合格しない」は警告灯が点いた状態では車検が不合格になる、というものでしたが・・・。
今回お伝えするのは、タカタ製エアバッグがついたクルマで、エアバッグ交換がまだだと車検更新してもらえない( ; ; )と、言うものです。

これはエアバッグリコールでまだ改善していないクルマがあるので、国が強制処置に動いたのです。

国土交通省HPより

新たに、異常破裂する危険性が高い未改修車については、車検で有効期間を更新しない措置を講じます。

詳細にお伝えしますと、

「タカタ製エアバッグ」が付いたクルマのリコール処理(エアバッグ交換)が終わっていないと車検更新ができなくなり、その時期は『平成30年5月』から

民事再生法適用で平成29年6月26日、事実上倒産したタカタですが、倒産の大きな原因はエアバッグが異常な爆発をし死傷者を出したこと。そしてエアバッグの大量リコールという事態にまで発展した事で国まで出てきた訳です。

現在(平成29年7月末)で国内の改修率は78.1%でまだ約410万台の未改修車があります。約410万台全てが該当する訳ではなく、

1:平成28年4月以前にリコールされている
・ 原因が特定されたリコール『タカタ製エアバッグ』

2:異常破裂する危険性が高い特定のインフレータを使用したエアバッグ搭載車
・ 運転席:平成22年以前の仕様のSDIタイプのインフレータを使用したエアバッグ
・ 助手席:平成22年以前の仕様のSPIタイプのインフレータを使用したエアバッグ

何となくはわかるけど・・・。ですよね

あなたのクルマが該当しているか、はメーカーURLを準備したのでそちらで確認しておいてください。

『エアバッグリコール対象車種一覧』

[いすゞ自動車株式会社]
http://www.isuzu.co.jp/recall/

[株式会社 SUBARU]
http://recall.subaru.co.jp/lqsb/

[ダイハツ工業株式会社]
https://www.daihatsu.co.jp/info/recall/search/recall_search.php

[トヨタ自動車株式会社]
http://www.toyota.co.jp/recall-search/dc/search

[レクサス(トヨタ自動車株式会社)]
http://lexus.jp/recall/

[日産自動車株式会社]
http://www.nissan.co.jp/RECALL/search.html

[ビー・エム・ダブリュー株式会社]
http://bmw-japan.jp/after-service/recall_search.html

[本田技研工業株式会社]
http://recallsearch4.honda.co.jp/sqs/r001/R00101.do?fn=link.disp

[マツダ株式会社]
http://www2.mazda.co.jp/service/recall/

[三菱自動車工業株式会社]
http://recall.mitsubishi-motors.co.jp/Recall/jspforward.do?page=/searchrecallstatus.jsp&prefix=


この画像はスバルのですが、車検証の車台番号(フレームナンバー)が記載されている場所を示しています
※ 必ず車検を手元の置いて確認してください

基本となる車両情報は「車台番号(フレームナンバー)」です。

ま と め

交通事故で大切な人命を守る為の「エアバッグ」

このエアバッグが製品不良から逆に凶器に変わってしまうタカタ製エアバッグをいつまでも放置していくわけにいかない。
そのような理由から、国が強硬策を発令することになったのです。

現在、だいぶ交換作業は進んでいますが、まだ交換が終わっていないクルマも多く存在しています。エアバックを交換しなければ。車検が更新できません、し公道を走ることができません。

多くの台数がディーラーに一斉に修理をお願いすることになるので当然、待ち時間(期間)が発生するでしょう。エアバッグ交換が1ヶ月後になるのか、3ヶ月後になるのか?は車種にもよるでしょう。

もし、車検満了日が1ヶ月後に迫っていてもエアバックを交換できる時期が2ヶ月後になれば1ヶ月間クルマに乗ることができなくなってしまいます。つまり、『まだ車検は先』と悠長に構えていたら、クルマに乗れない日が来る、ということです。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

カテゴリー

TOP